親知らずの抜歯の流れ
抜歯にかかる時間について
「日本口腔外科学会認定医」をはじめ親知らず抜歯の専門家医が多数在籍している当院には、一般的な親知らずの診断・抜歯から、他院では断られてしまったという難症例の方まで、さまざまな親知らずの悩みを抱えた患者さまが来院されています。
このページは、親知らずでお困りの患者さまに、親知らずの抜歯治療について正しく知って頂くために解説したページです。
親知らずはすぐ抜ける?
親知らずの抜歯にかかる時間は、親知らずの生え方や状態、術者(歯科医師)の技術などによっても異なります。また、親知らずの抜歯にかかる時間が短いほど、治療後の痛みや腫れが少なくて済む傾向にあります。
抜歯にかかる時間の目安
真っ直ぐ生えている親知らず
- 上顎は1~3分程度
- 下顎は5分~10分程度
千賀デンタルクリニックには親知らず抜歯の専門ドクターが多数在籍しているため、一般的なケースであれば最短1分での親知らず抜歯が可能です。
横向き/
埋まっている親知らず
- 15分~30分程度
横向きの親知らずや歯茎の中に埋まっている親知らずも、ほとんどのケースで30分以内に抜歯することができます。
難しい症状の親知らず
- 最長60分程度
難しい症状の親知らずとは?
- 歯の大部分が骨の中に埋まっている親知らず
- 歯と骨が癒着している親知らず
- 歯の根の形が複雑な親知らずなど
親知らずの抜歯は、ほとんどのケースで普通の歯を抜くのと同様にすぐ抜くことができます。ただし、上記のような生え方が複雑な親知らずほど、通常より抜歯に時間を要します。
抜歯の費用(料金)について
抜歯に健康保険は
適用される?
親知らずの抜歯は保険適用内で行える治療です。診断の際に使用するCT撮影なども含めて保険が適用される治療ですので、患者さまの経済的なご負担は少なくて済みます。
親知らずの抜歯にかかる
治療費はいくら?
親知らずの生え方によって、抜歯治療にかかる費用は異なります。
事前にお口の中を診察させていただき、費用がいくらかかるかについてもお伝えすることができますので、まずは遠慮なく当院へ検査にいらしてください。
以下、親知らずの抜歯にかかる費用の目安となります。
抜歯費用の目安
真っ直ぐ生えている
親知らずの場合
・約2,000円~3,000円/1本(痛み止めなどのお薬代含む)
※保険適用3割負担時
横向きに生えている or
骨の中に埋まっている親知らずの場合
・約2,000~5,000円/1本(痛み止めなどのお薬代含む)
※保険適用3割負担時
※CT撮影が必要な場合には別途4,000円程かかります
即日抜歯(初診当日に抜歯を行う親知らず)の場合
・約2,000~5,000円/1本(痛み止めなどのお薬代含む)
※保険適用3割負担時
※CT撮影が必要な場合には別途4,000円程かかります
当日の治療の流れ
親知らず抜歯の
当日の簡単な流れ
- 診察・治療内容の説明
まずは患者さまのお口の中を診察し、レントゲン画像などの情報をもとに親知らずの状態を詳しく把握します。治療を開始する前に、患者さまに詳細をわかりやすくご説明いたします。気になることは何でもご相談ください。 - 痛みを抑える麻酔
事前にしっかり麻酔を効かせることで、治療中に痛みを感じることはありません。また、当院では麻酔時の痛みも最小限にできるよう最も細い注射針や表面麻酔、電動麻酔器などを用いていますので、痛みが不安な方にも安心して治療を受けていただけます。 - 抜歯治療
抜歯方法は、親知らずの生え方や状態によって異なります。
正常な(通常の)
親知らずの抜歯方法
- ヘーベルを当て込む
- テコの原理を利用して親知らずを抜く
主にヘーベルという専門の器具を用いて、テコの原理を利用して歯を抜きます。事前に充分に麻酔を効かせるので治療中の痛みはほとんどなく、スムーズに抜くことができます。抜歯後には止血用のガーゼを噛んでいただき、抜歯治療の完了です。
歯茎の中に埋まっている
親知らずの抜歯方法
歯科用レーザーや外科用の専門器具などを用いて親知らずを覆っている歯茎や骨の一部を切除し、親知らずを分割して取り除いていきます。こちらも事前にしっかりと麻酔を効かせることで、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。全て取り除いたら治療箇所を縫合して止血処置を施し、抜歯治療の完了です。
即日抜歯
(初診当日に抜歯)の場合
千賀デンタルクリニックでは、ご来院当日の親知らず抜歯にも対応しています。診察から抜歯までを、ご来院いただいた当日に行う流れとなります。
ただし、親知らず周辺が強く腫れている場合や、患者さまの全身の状態などを考慮して、後日の抜歯をご提案することがございます。安全に処置を行うことこそが何よりも大切と考えておりますので、ご理解のほど宜しくお願い致します。
即日での親知らずの抜歯なら
千賀デンタルクリニックへ
年間6000本※を超える
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専門ドクターによる安心・安全の抜歯
※親知らず専門外来による抜歯実績
(2021年8月〜2022年8月) 6,721本
土日祝日も診療・夜8時までの
親知らず抜歯外来
専門ドクターによる最短1分、
痛みに「最大限」配慮した抜歯
親知らず抜歯の専門家医が在籍する千賀デンタルには、さまざまな親知らずでお悩みの患者さまが来院されています。私たちは、一人ひとりの患者さまの不安な気持ちに寄り添い、症状やご希望に合わせた最適な治療プランを提案しております。
当院で診察を受けたから必ず抜歯しなくてはいけないということもございませんので、お一人で悩まずに、どうぞまずはリラックスして私たちにご相談ください。
親知らず抜歯は痛い?
抜歯時の痛みは
ほとんどありません
“歯を抜く”と言われると、「痛くないかな…」と心配される方も多くいらっしゃいますが、
親知らずの抜歯は事前に麻酔をしてから行うため、ほとんど痛みを感じることなく行えます(もう終わったの?と拍子抜けされる患者さまもいらっしゃいます)。
抜歯を終えた後、麻酔が解ける頃(2~3時間後)に痛みを感じ始めることがあります。痛みの感じ方は親知らずの症状や個人によっても異なりますが、抜歯後に痛みを感じる時にはむりに我慢をせず、処方された痛み止めのお薬を飲むようにしましょう。
抜歯後の痛みが
おさまる(続く)期間は?
ほとんどのケースで、抜歯後1~2日ほどで痛み止めが不要になる程度まで痛みがおさまります。親知らずが歯茎の中に埋まっているといった難しいケースでも、長くとも抜歯後1週間ほどで痛みがおさまることがほとんどです。
それ以上痛みが長引く場合は、ドライソケットと呼ばれる細菌感染を起こしている可能性がありますので、痛みが引かなくて辛い時には当院またはかかりつけの歯科医院にご連絡ください。
痛くない・怖くない親知らずの抜歯をめざして
「他院で親知らずの抜歯を勧められたけど、怖い…。」
そうした不安を抱えた患者さまにも安心して歯科治療を受けていただくために、当院では丁寧な説明とともに、治療や麻酔の痛みを最小限にする配慮をしています。
更に、新宿駅東口医院では「寝ている間に抜歯を終えられる方法(静脈内鎮静法)」にも対応しておりますので、安心してご相談ください。
親知らずは
当日に抜ける?
ご来院当日の親知らず抜歯にも対応しています
一般の歯科医院では、親知らずの即日抜歯には対応していない医院もありますが、千賀デンタルでは親知らず抜歯の専門家医が多数在籍し、患者さまの症状とご希望に合わせた即日抜歯にも対応可能です。
ただし、より安全確実な治療を提供するために、親知らずの状態や患者さまの全身の状態などを加味して後日の抜歯をご提案することがございます。
抜歯後の生活への影響は?
抜歯後の運動や
入浴、食事について
親知らずの抜歯直後に激しい運動や長時間の入浴をしてしまうと、血行が促進されて出血しやすくなったり回復が遅れてしまう場合があります。抜歯後の痛みや腫れが落ち着くまでは過度な運動は避けるようにし、抜歯当日の入浴はシャワーだけで済ませるようにしましょう。
また、親知らず抜歯後の痛みは麻酔がきれる2~3時間後に出やすいため、処方された鎮痛剤や抗生剤をきちんと服用するようにします。
麻酔がきれた後は食事もできますが、当日は熱い物や硬い物、刺激物やアルコールなどは避け、抜歯した箇所を傷つけないように反対側でゆっくりと噛むようにしましょう。
抜歯後の腫れについて
抜歯後は腫れる?
腫れやすい親知らずとは?
親知らず抜歯後の腫れは、体が傷を治す際の炎症反応として起こります。痛みと同様に腫れ方にも個人差はありますが、一般的には上顎の親知らずは抜歯後に腫れることはほとんどありません。
一方で、下顎の親知らずは硬い顎の骨にしっかりと生えていることが多いため、抜歯後に腫れが比較的出やすい傾向にあります。特に歯茎や骨の中に埋まっている親知らずは、抜歯後に腫れが起こりやすくなります。
腫れのピーク・
おさまる時期は?
親知らず抜歯後の腫れは、抜歯治療から半日程してから始まることが多く、1~2日程でピークを迎えます。腫れ方は抜歯の難易度や個人によって差がありますが、長くとも1週間程でほとんどの腫れは落ち着きます。
抜歯をする時期を決める際には、大切な予定の直前などは避けてスケジュールを組むことをお勧めしています。
なるべく
腫れないようにするには?
- 処方された抗生剤をきちんと飲む
抜歯の治療後、痛み止め(鎮静剤)と化膿止め(抗生剤)のお薬を処方いたします。抗生物質のお薬には抜歯後の炎症や感染を抑える役割がありますので、医院の指示に従ってきちんと飲むようにしましょう。 - 強くうがいをしない
抜歯後の穴の部分には、血餅(けっぺい)と呼ばれるカサブタが穴にとどまることで治癒を促進しますが、強くうがいをしすぎると血餅が取れて激しい痛みや腫れの原因となる場合があります。抜歯直後は強くうがいすることは避け、また、舌や歯ブラシなどで傷口を触らないように注意しましょう。 - 長風呂や飲酒などは避ける
激しい運動や長時間の入浴、アルコールの摂取などは傷口の回復を遅らせてしまう可能性があるため、抜歯後当日は控えましょう。
抜歯時のリスクについて
神経に近い親知らずの
抜歯に伴うリスク
親知らずの周囲には感覚神経が通っており、親知らずが神経に近い位置に生えていると抜歯時に神経が傷つく場合があります。これにより、確率としては1%以下と稀なケースではありますが、口周りに一時的な感覚麻痺が起こるケースがございます。
特に下顎の親知らずの歯の根っこ部分は、神経や血管が収まる下顎管と近いことが多いため注意が必要です。麻痺が出現した場合、ほとんどが数ヶ月~数年で回復していきます。
当院には口腔外科分野の専門ドクターが常駐し、必要に応じて先進のCT診断装置を用いた精密な検査を行います。事前に、親知らずの根の先端近くの口唇の感覚神経との位置関係等を把握した上で最適な治療プランを立て、より安全性の高い抜歯を行なっております。